導入事例卸売業
経理担当の退職前に、売上データの取り込みを仕組みへ。美容商材卸の販売管理とSalesforceを自動でつなぐ
サロンやエステ向けに美容商材を販売する企業様で、販売管理ソフトと受発注システムの売上データを、毎日Salesforceへ取り込む仕組みを構築。担当者の手作業に頼っていた取り込みを、人が変わっても止まらない形へ移した事例です。
この事例の支援内容
この支援を自社で検討する
同社について
美容サロンやエステサロンを主な取引先として、美容商材を販売する企業様です。Salesforceで取引先や売上の情報を管理しており、構築を担当していた会社から引き継ぎを受ける形で、X-mov Japanが支援を始めました。
同社の課題
売上のデータは、販売管理ソフトと、取引先からの注文を受ける受発注システムの二か所にありました。これをSalesforceへ反映するには、担当者がそれぞれからファイルを出し、形を整えて取り込む必要がありました。
この作業を担っていたのは経理のご担当者です。その方の退職が決まり、請求に関わる業務を止めないためにも、「人が変わっても続く仕組み」へ移すことが急務でした。
加えて、販売管理ソフトにはデータを自動で書き出す機能がなく、伝票を1件ずつ開いて出力するしかありませんでした。取り込みだけでなく、「出す」作業にも手間がかかっていたのです。
現場での変化
受発注システムと販売管理ソフトから出したファイルを、毎日決まった時刻にSalesforceへ取り込む仕組みが稼働しました。担当者が取り込み操作をする必要はありません。
販売管理ソフトからの書き出しも、パソコン操作の自動化で、前日分の伝票を自動で出力できることを確認しました。受発注システム側とつなげた通しの運用については、実行するパソコンや時間帯をお客様と調整しながら進めています。
提供サービス、内容
Skyviaで、毎日の取り込みを自動化
データ連携サービスのSkyviaを使い、クラウド上のファイル置き場に置かれた売上データを、毎日Salesforceへ取り込む形にしました。取り込みはクラウド上で動くため、担当者の予定や作業の忘れに左右されません。
「出す」作業も自動化
販売管理ソフトは自動出力に対応していないため、パソコンの操作を自動化するツールで、人が行っていた画面操作を再現しました。前日の伝票を探して書き出し、取り込み用の場所へ移すまでを自動で行います。
「二重に入らない」「止まったら先に進まない」設計
自動化で一番気を付けたのは、数字が合わなくなる事態を防ぐことです。前日のファイルが残って二重に取り込まれないよう、毎回前のデータを片付けてから処理します。販売管理側の出力に失敗した日は、その後の工程に進まない仕組みにしています。伝票がない日は取り込みを行わないようにもしました。
X-mov Japan株式会社の価値
取り込みの自動化だけでなく、その手前にある「データを出す」作業まで含めて、人の手を介さない流れを設計しました。そのうえで、自動化したあとに起きやすい二重登録や取り込み漏れを、仕組みの側で防ぐ形にしています。
担当者の退職という期限がある中で、「今の人がいなくなっても業務が回ること」を優先して進めた事例です。
