プレスリリース

医療、行政、ロボティクスの専門家が集結し医療現場の課題解決を伴走する無料WEB相談を開始

※本リリースは、2020年4月23日に配信されたものです。

X-mov Japan株式会社は、世界に蔓延するCOVID-19 と日々戦っておられる医療従事者や行政職員の方々をロボティクスで後方支援すべく、課題解決を支援するための『無料WEB相談』を開始しました。

X-mov Japan株式会社(本社:兵庫県赤穂市、代表取締役:長安成暉)は、世界に蔓延するCOVID-19 と日々最前線で戦っておられる医療従事者や行政職員の方々をテクノロジーで後方支援することを目的とした『ロボットと創る次世代医療サービス』プロジェクトを開始いたしました。理化学研究所研究員やNEDO SSAフェロー などの各種専門家をアドバイザーに迎え、現場把握、機材選定から医療業務オペレーション設計までトータルソリューションで伴走しながら現場支援を行います。同時に現場課題の相談ができる【無料WEB相談フォーム】開設し、ニーズに合った課題解決を行ってまいります。

【プロジェクト詳細はこちら】
https://covid-19tech.studio.design/

■本プロジェクトについて
世界に蔓延するCOVID-19 と日々最前線で戦っておられる医療従事者や行政機関の方々をロボティクスで後方支援することを目的とし、ロボティクス、医療、行政などの各業種の専門家が集結し立ち上がりました。現場課題をお伺いした上で、最適な機材選定からシステム設計や医療業務のオペレーション設計、自治体、地域コミュニティとの広域連携設計などを現場課題に合わせてトータルソリューションでご提案、ご支援いたします。COVID-19などのご対応で課題を感じられている医療機関や行政機関へぜひお手伝いさせてください。


■これまでの実証実験例
病院名: 赤穂市民病院  (第二種感染症指定医療機関)
輸送ロボット”PEANUT” を用いた院内輸送業務の効果測定】

※本実証実験にて、透明のビニール袋を被せた状態でも走行が可能であることが確認できました。これによりロボット自体へのウイルス付着を防ぎながら輸送業務の負担軽減、スタッフへの直接感染リスクの低減、ガウンなどの医療資源抑制などの効果が期待できます。

【予想される効果】

①スタッフの輸送業務負担軽減
②スタッフの直接感染リスクの低減
③ガウンなどの医療資源の抑制

■PEANUT (ピーナッツ)とは
中国上海に本社を置く、KEENON ROBOTICS社が開発する輸送配膳ロボット。世界中で6,000台以上の出荷台数を誇り、中国大手火鍋料理店チェーンでは約550台が導入され稼働している。天井に貼り付けたタグを赤外線で読み込み走行する方式なため、走行環境の変化にも強く安定して走行が可能。中国国内のコロナウイルス対応病院へ約280台が現場導入され、大手メディアやSNSをはじめ話題となった輸送ロボット。
(日本国内でのPSE認証、技適マーク取得済みのロボットを使用)

実証実験の様子

■ご提供可能なロボット一例
サービスロボットの専門インテグレーターであるX-mov Japan株式会社のパートナー企業様のご協力を得て、新型コロナウイルス感染症対策に従事されている医療機関、行政機関へご支援を行います。



■プロジェクトメンバー
長安 成暉

X-mov Japan株式会社 代表取締役社長兼CEO
赤穂市市政特別アドバイザー

小出 直史
理化学研究所 生命機能化学研究センター 研究員
神戸市民病院機構中央市民病院薬剤部

柳原 暁
EDGEof 事業統括
NEDO SSA フェロー 

一覧へ戻る