Industry solutions

業界別ソリューション

【サービス業界】小売向け接客ロボット

小売業の市場規模は2020年時点で146兆円を超えるとされ、国内の主要産業の一つです。第三次産業就業者4,366万人のうちの24.2%を卸売業、小売業が占めており多くの労働者が国内で従事されています。

また、Amazonや楽天などのオンライン通販プラットフォームの利用が加速しており、Amazonの2020年国内売上高は前期比27.9%増、楽天も国内流通総額約4.5兆円で前期比19.9%増といった高い急成長を遂げています。
一方、ShopifyやBASEといった誰でも簡単にオンラインストア(E-commerce)を開設できるサービスを利用してオンライン通販を始める事業者も増えており、単に「商品を買う場」としての店舗の役割が変わるなど、リアル小売店舗を取り巻く環境が大きく変化しています。(BASE社 2021年3月時点で140万ショップの開設突破を発表)

「体験と体感」「発見と感動」をテーマにしたエディオン最大級店舗 “エディオンなんば本店” にて、弊社取扱ロボット 米国Fetch Robotics社製 Freightの展示

労働者の慢性的な人手不足も深刻化しており、2019年時点で2.58倍、2021年は新型コロナウイルスの影響を受けて大きく求人数は減少したものの東京都 商品販売の職業の有効求人倍率は1.49倍となり以前、人手が足りない状況となっています。(厚生労働省 2021年1月 第11表-2(有効求人倍率))

出典:
経済産業省「2020年小売業販売を振り返る」
総務省統計局「平成 21 年 労働力調査」

顧客体験の向上と平準化した商品情報提供

ロボットがあらゆる世代に的確にリーチ

特徴あるフォルムのロボットがあらゆる世代のお客様からの注目を集めます。ロボットによってもリーチを得意とする世代が異なり、子ども、20~30代女性、外国人、高齢者などあらゆる世代のニーズに合った接客のコミュニケーション手法を取ることが重要となります。

膨大な商品情報も属性に合わせて提案

お客様によっては、積極的に接客をされることを嫌う人も少なくありません。ロボットなら人間のスタッフが接客を行うよりも精神的な威圧感を軽減させ、お客様が必要な時に、必要な情報を適切な形でお届けできるメリットがあります。人とロボットとのコラボレーションによって、まずはロボットがお客様を引きつけ、その後、専門知識をもったスタッフがお客様のニーズや要望に合わせて、柔軟な接客を行うといったことも可能となります。

お客様の行動データを取得し店舗内の改善へ

実際のスタッフが来店されたお客様一人ひとりにアンケートや店舗の改善点を聞くことは現実的ではありません。ロボットであれば、自然な形でアンケートを実施し、心理的安全性が担保された状態でお客様の本音を伺うことが可能です。また、回答者の推定年齢、性別、回答日時などを自動記録、集計し、瞬時にグラフでデータを分析し、店舗別の顧客満足度や来店属性などを把握することができます。

慢性的な人手不足に対応

スタッフはより高度で個別化した接客を実現し、リアル店舗の価値を増幅させる顧客体験を提供できます。

01警戒心を与えずにお知らせやクーポンの配布

02採用・教育にかかるコストを大幅圧縮

03接客データを自動取得、マーケティング活用

Pick UP Robots

この業界で活用されるロボット

  • Pepper for Biz

    圧倒的に存在感のある人型のフォルムと胸にある大きなタブレットがお客様とのコミュニケーションを促進します。

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  • OriHime Biz

    「人と人をつなぐ」をコンセプトをして作られたロボット、首が可動し、まるでその場にいるかのような体験ができます

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  • Freight

    物流倉庫や工場などの輸送を行うロボット。高いマッピング技術で障害物や突然の飛び出しに対応、洗練されたクラウド制御ソフトで最適なルートを計算し安定的に走行します。

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