Industry solutions

業界別ソリューション

【宿泊業界】旅館・ホテル向け接客ロボット

世界的なパンデミックによって大きく影響を受けた業界の一つ。緊急事態宣言や蔓延防止措置などによる国の決定によりホテルや旅館の稼働率は著しく低下している状況が続いています。

コロナ以前は、日本政府による観光立国推進政策でインバウンドが大幅拡大、2018年には3,100万人を超える外国人観光客が日本に訪れた。さらに日本政府は、2030年には6,000万人の外国人観光客を迎える目標を掲げている。

一方、コロナ禍における経済対策として『Go Toキャンペーン』が開始され、累計5,260万人泊(2020/7/22~11/15)、1.54兆円の経済効果がもたらされた。(出典:日本交通公社)

依然、コロナ禍において厳しい業界ではあるが、日本旅館協会では、非接触の接客や消毒の徹底などによる感染症対策などをガイドライン化し、安心して宿泊客を迎える準備を推奨している。

サービス品質を維持したまま省人化を実現

1人で複数箇所の接客を遠隔で実現

低稼働率の今、人件費を抑制しつつサービス品質を維持することが求められています。特に複数フロアや別館、屋外などの広い敷地を提供している旅館やホテル事業者にとって、あらゆる位置でもお客様の声を聞ける体制を整えることは宿泊者の満足度を高めます。しかし、現実的に低稼働率の状況でスタッフを多く配置することはコストを圧迫します。分身ロボットを使えば、1人のスタッフだけで複数台の接客ロボットを操作でき、特に対応が多く発生する場所に配置することで、お客様への対応品質を下げずに人件費コストを抑えることができます。

"旅の楽しさ" を非接触で伝える

コロナによって旅の楽しみ方も大きく変化しました。「ウィズ/アフターコロナ時代の生活者の意識変化と観光復興による地域活性化のあり方」JTB研究所 2020年12月では、ワーケーションや個人の価値観や志向を満たす旅行プラン、現地の人との交流やふれあいを重視する傾向に変化してきていると指摘しています。これまでの旅の楽しみ方がより多様化している中、人それぞれにあった情報提供を行う役割として接客ロボットの活用が期待できます。

お土産の販促をロボットが代行

低稼働率に加え、宿泊単価の低下を補う一つの方法に物販があります。多くの旅館やホテルでは既に、地域のお土産やオリジナル商品を販売していますが、ロボットでの接客を組み合わせることで、クーポン配布やおすすめ商品の一押しポイントを接客ロボットが訴求し、購買促進に貢献することができます。また予め商品情報や接客トークを接客ロボットにインストールすることで、スタッフによる接客のバラツキがなくなり、高い接客レベルを維持することができます。

Pick UP Robots

この業界で活用されるロボット

  • Pepper for Biz

    圧倒的に存在感のある人型のフォルムと胸にある大きなタブレットがお客様とのコミュニケーションを促進します。

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  • OriHime Biz

    「人と人をつなぐ」をコンセプトをして作られたロボット、首が可動し、まるでその場にいるかのような体験ができます

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